インドネシアと香川を結ぶ、うぃどさりWidasari

〜インドネシアのおすすめ映画〜

インドネシアの社会、宗教観、教育を垣間みれる作品。

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『 Alangkah Lucunya negeri Ini 〜この国の何と面白きこと

alangkah ( alangkah + 形容詞nya ) =なんて〜なんだろう(感嘆文)
lucu = 面白い negeri = 国

2010年のインドネシア映画。

[あらすじ]
大学卒業後も就職が決まらない主人公のMuluk。
街で一人のスリの子どもに出会ったことで人生が動き出す。
Haram(ハラム)とは、イスラム教の中で禁止または、それに相当する行為を示す言葉。
犯罪で得たお金はHaramである。しかし、働いていない自分と生きて行く為に毎日街に繰り出す子ども達。
働くとは、社会とは、宗教とは、様々な思いが駆け巡る。そんな中でMulukが子ども達に提案した作戦とは。。。

[感想]
イ ンドネシアがかかえる社会問題を様々な角度から写し出した作品です。インドネシア社会の中での宗教観や教育のあり方などを上手く表していて、その狭間で主 人公たちが葛藤する所は現地を知っている者にとっては大いに共感できる部分でした。また、Mulukの両親の態度や周囲の考え方なんかはまさにインドネシ アの現状であり、興味深かったです。

この作品に出会ったのは何気ないことがきっかけ(主人公役のReza Rahadianの作品がすきで。。。)だったのですが、この映画を観る何年か前に、このストーリーの後日談のようなCM(でも中華系のCMだったかな!?)を観たことがあり「なんかええ話」とは思っていたのだけれど、まさか映画だったとは知らなかった。。(もしかしたら原作なものがあるのかもしれない)

Reza Rahadianはインドネシアの映画界では超売れっ子で、この作品以外には、航空機エンジニアであり元大統領でもあるハビビを描いた『Habibie & Ainun』など当たり作品が多いです。